日ごろ観ている海外ドラマや映画に携わる仕事ができたらいいな、と夢見ている方は多いのではないでしょうか。
私は現在、翻訳を仕事の1つとしていますが、映像翻訳をするのは翻訳の仕事を始めたときからの目標でした。
当時の私は「世の中には海外ドラマや映画はたくさんあるし、小さな仕事ならもらえるかも!」とポジティブに考えており、映像翻訳者になろうと独学で本を読んだりしていました。
しかし一向に仕事はもらえず…。
それもそのはず、映像翻訳が未経験の私に、仕事を依頼しようとするクライアントはいませんよね。
(今でこそわかることですが…)
2020年3月から始まる5Gの商用サービスによって、映像関連の仕事はさらに増えていくと予想されています。
映画やドラマ以外にも、YouTubeの動画の字幕を作る案件もランサーズなどのクラウドソーシングサイトで目にするようにもなりました。
そこで今回は過去の私のように
と路頭に迷っている方へ、最短でスキルを習得する方法をご紹介します。
まず結論を言ってしまうと
映像翻訳者になりたければ専門の講座を受ける
これが1番の近道です。


文書の翻訳者になる方法は他にもあります。自分に合った道を見つけましょう▼
在宅で翻訳の仕事をすることについて語っています▼
映像翻訳とは?
「映像翻訳ってなに?」
という方のために映像翻訳についてご説明します。
映像翻訳者とは、映像コンテンツを日本語や英語に訳す職業です。
映像コンテンツとは、例えば
などですね。
最近ではYoutubeやTikTokの翻訳も活発です。
映像翻訳者を独学で目指したい人はこの講座をチェック
出典:アルクHP(https://ec.alc.co.jp/lp_n/product/video_translation/)
映像翻訳Web講座は、英語関連の通信教育や英語教育で実績のあるアルクが日本映像翻訳アカデミー®と共同で運営しています。
受講期間 | 3ヶ月 |
受講開始レベル | 英語中上級(TOEIC®️L&R600点程度) |
学習時間の目安 | 60分/日×週5日 |
料金(税込) | 45,572円 |
教材 | コースガイド:1冊 映像翻訳ハンドブック:1冊 課題映像ショートフィルム:1本 ドキュメンタリー:1本 添削課題:6回 ※模範解答と添削指導つき 質問シート:6回 |
日本映像翻訳アカデミー®は映像翻訳に特化している翻訳スクールです。
プロの映像翻訳者を多く輩出している有名校ですが、東京にあるので地方に住んでいると通えませんよね。
そこで開発されたのが映像翻訳Web講座です。
この講座では日本映像翻訳アカデミー®と同じ内容で、受講から映像翻訳者としてデビューするまで全てオンラインで完結するプログラムになっています。
東京のスクールに通わなくてもPCがあればどこに住んでいても受講できます。海外在住でもOKです。
在宅ワークを希望している人は、PCとインターネットがあればどこでも仕事ができる映像翻訳の仕事は魅力的ではないでしょうか。
映像翻訳Web講座のコースは基礎を学ぶベーシックコースから始めます。
その後、だんだんと難易度や専門性が上がっていきます。
3ヶ月のベーシックコースを修了すると
- プラクティスコース(6ヶ月)
- アドバンスコース(7ヶ月)
- プロフェッショナルコース(6ヶ月)
と進んでいきます。
映像翻訳について何も知識がなくても映像翻訳Web講座は受けられる?
映像翻訳はハードルが高いというイメージがありますが、アルクの映像翻訳Web講座は、英語力や翻訳力が十分ある人も含め、受講者の全員がベーシックコースからのスタートです。
映像翻訳は
など、翻訳スキル以外にも独自のルールを習得する必要があります。
受講時に映像翻訳について何も知らなくても、英語のレベルが中上級(TOEIC®️L&R600点程度)であれば誰でも映像翻訳のプロになれるような講座になっているので安心してください。
憧れだけを抱いてスタートする人も多いです。



映像翻訳者としてデビューするまでの期間
ベーシックコースからプロフェッショナルコースまでで、最短で22ヶ月で修了できます。
先ほどもお伝えした通り、当時の私は派遣社員としてフルタイムで働いていたので、途中休みつつマイペースに進めて2年半かけて受講しました。
Web講座のメリットとして、本業で忙しい方や育児中の主婦の方でも自分のペースで受講できる点です。
映像翻訳者になりたい!と思ったらベーシックコースから始めてみよう


アルクの映像翻訳Web講座をご紹介しましたが「22ヶ月って長い道のりだな…」と感じる方もいるかもしれません。
そんな方は、まずは試しにベーシックコースだけ受講してみましょう。
ベーシックコースを受けて続けられるようなら、さらに次のステップへ移るという流れが賢明です。
途中で断念してもWeb講座なのでいつでも再開できます。
年齢も経歴も関係なく始められる映像翻訳者。
日ごろ目にする海外の映像作品に携われる数少ない職業なので、少しでも気になったら1度チャレンジしてみてください。


