留学中は英語漬けの毎日でも、帰国して日本語しか使わない生活をしていると、どうしても留学で培った英語力は下がってしまいますよね。

HSP(HSS型HSP)の KIKI(キキ)です(@kikislog)
私もイギリスから帰国してから2、3ヶ月して自分の英語力が落ち始めていることに気づき、「何かしなければ!」と試行錯誤して英語力キープに努めました。
この記事では
「留学後も英語を忘れたくない!」
という方のために、留学後も英語力をキープする方法を7つご紹介します。
あなたに合う方法で始めてみましょう!
留学後に英語を忘れるのはなぜ?

留学後でも、当分の間は英語の感覚がまだ残っているので、英語力が落ちた実感はあまりないですよね。
でも帰国して何ヶ月か経つと、気づけば日本語ばかり使っていて「とっさに英語が出なくなった…」という方は多くいます。
それもそのはず。
日本では、意識しないと英語に触れる機会がほとんどないのです。
仕事で英語の環境が作れる方は日頃から英語を使えますが、ほとんどの方が留学後は日本語の環境で働いています。
さらに留学前〜留学中は、留学という目標のために英語学習のモチベーションも維持しやすいですが、留学後はその目標を達成しており英語を学ぼうという意欲も失いがちです。
留学後も英語を忘れずキープする方法7つ

日本ではどうしても英語の環境を自分で作り出す必要があります。
今回ご紹介する英語力を維持する方法は、できるだけコストを抑えて取り組みやすいものばかりを選びました。できそうなものからチャレンジして、身に付けた英語をキープしましょう。
オンライン英会話レッスンを定期的に受ける
日本で英語をキープするときに一番大変なのがスピーキングです。リーディング、ライティング、リスニングは一人で参考書を使って学習できますが、スピーキングとなるとどうしても相手が必要です。
レッスン費用もオンライン英会話なら低コストで済みますし、レッスン内容も自由に選べるスクールが多いです。
全体的なスピーキング力の維持を目的にフリートークのレッスンを受けるだけでも、十分効果があります。
レッスン受け放題のNative Camp(ネイティンブキャンプ)を始め、オンライン英会話はコストパフォーマンスの良さも魅力の1つです。
その中でも特にリーズナブルなスクールを以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。
英語の試験や資格を目標にする
漠然と「留学後も英語をキープしよう」と思っても、なかなかモチベーションが維持しづらいですよね。
そこで英語の試験や資格などで具体的な目標を見つけるのが効果的です。
例えば「TOEICで900点以上を目指す」「翻訳者になるために資格を取得する」等、留学後も新しい目標を作ると英語の学習も続きやすいです。
アルクのTOEICの通信講座や翻訳、通訳の学習ができるコースです。
英語のスキルアップや、留学後は英語を使って仕事がしたい方は通信講座を利用してみてはいかがでしょうか。
私は留学経験を活かして留学カウンセリングをしているのですが、もっと本格的に知識をつけようと思い、アルクの留学カウンセラーコースで資格の取得を目指しています。
外国人の友達を日本にも作る
留学後でも日本で英語を話す環境を作ってみましょう。
東京近郊になってしまいますが、英語カフェでは店員さんが外国人なので、ドリンク片手に気軽な会話ができます。LanCul(ランカル)は月会費で通い放題です。カフェでコーヒーを飲みながら外国人の友達を作れるのは魅力です。
思い切って外国人がいるシェアハウスに住むのもおすすめです。留学でシェアハウスに慣れると、意外に知らない人と暮らすのも良いかも、と思えてくるんですよね。
外国人がハウスメイトならと毎日英語を話すことになるので、シェアハウスに帰れば留学中と同じような環境になります。
シェアハウスの日本最大手であるオークハウスは、ジム、シアタールーム、岩盤浴など魅力的な施設付きで昔から人気があります。近年はハウス内で外国人との交流を求めて入居する人も増えています。
※海外と違って、日本はシェアハウスだから外国人がいるとは限りません。中には英語を話さない外国人もいるので、事前にシェアハウスにはどこの国の人がいるかを確認しましょう。
海外ドラマや映画を観る
海外ドラマや映画で日常生活で使える英語フレーズや表現に触れ、楽しみながら留学で得た英語力をキープしましょう。
リスンニング力も維持できるどころかアップする効果もありますし、何より勉強よりも気軽に英語に触れることができるのも魅力的です。
Amazonプライム・ビデオでは「SUITS」や「Waliking Dead」などの人気の海外ドラマをはじめ、新作の海外映画も定額で観ることができます。
英語を使う仕事をする
仕事で英語を使うと、意識しなくても毎日のように英語に触れる時間が増えます。
せっかく留学で上達した英語なので、英語力キープしたい方は英語を使う仕事にチャレンジしてみましょう。
英語を使う仕事は
などがあります。
以下のように未経験でもツアーコンダクターとして働ける求人や、旅をしながら働くリゾートバイトもあります。
働く時間は生活の大半を占めるので、仕事で英語が使えたら効率よく英語力をキープできますね。
私は翻訳者として活動しているので、仕事をしながら英語を上達し続けられる環境にいます。
ありがたいなと感じる日々です。
アプリでスキマ時間に英語学習をする
スマートフォンやタブレットの英語学習アプリは、5分、10分のスキマ時間を利用して無理なく英語に触れる時間を作れます。
ゲーム感覚で学習できるアプリもあるので、通勤時間や仕事の昼休みなどに息抜きとしてアプリを使うのもおすすめです。
中でも使っていて効果があったのはスタディサプリENGLISH。
1回最短3分の英会話レッスンで、スキマ時間を有効活用できます。
リスニングからスピーキングまでこれ1つで学習可能です。
英字新聞で国内外のニュースを読む
英字新聞を読むことで、国内外のニュース情報を得ながらリーディング力やボキャブラリーの維持、さらには向上ができてしまいます。
また英字新聞は他の参考書にはない生きた英語が使われており、留学中に習得した英語のブラッシュアップには最適なテキストになります。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、3年連続で「アメリカでもっとも影響力の高いメディア」の電子版です。 WSJなら世界の経済・金融の情報を得ながら英語力がキープできます。
留学後も英語を忘れないように日々の工夫を!

せっかく英語を習得しても、使わなければスキルは下がっていきます。
どうしても日本にいると英語100%の環境に身を置くのは至難の業かもしれません。
今回ご紹介したアイデアで1日数分でも英語に触れる生活を送り、留学後の英語力をキープしましょう!