HSP/HSS型HSP関連の企画はこちら

【HSS型HSPのお仕事:No.31】ご経験談を語っていただきました【塾講師(2)】

【HSS型HSPのお仕事:No.31】ご経験談を語っていただきました【塾講師(2)】 HSP/HSS型HSPの経験談

HSP(HSS型HSP)の KIKI(キキ)です(@kikislog

「HSP/HSS目線で語る職業のメリット・デメリット」について当事者の方々に書いていただいています。

詳しくはブログ記事と以下のツイートをご覧ください。

今回は塾講師のご経験をひのさんに語っていただきました。

スポンサーリンク

HSS型HSPのお仕事経験談No.31:ひのさんについて

まず最初にひのさんについてご紹介します。

ご年齢21歳
HSP?
HSS型HSP?
HSS型HSP
ご職業塾講師
職場環境校舎勤務
雇用形態アルバイト
就業期間2017年8月〜2019年8月

HSS型HSPのお仕事経験談No.31:お仕事内容

お仕事内容について教えてください。

メインの仕事内容は集団授業で生徒に教えることで、私は英語を中学生に、国語を小学生に教えていました。

授業だけではなく、自習室管理や聞きにくる生徒、保護者および電話の対応、データの入力や校舎で使っている指導用のシールの切り分け、終業後のミーティングなど、幅広い業務に徹していました。

このお仕事を始めたきっかけは何ですか?

この校舎に勤務し始めた背景としては、自分自身が中学生の頃にその塾で勉強していたことが大きく起因します。

私は中3の夏から通っていましたが、先生方の授業が分かりやすく、さらに優しい先生方が多くいらっしゃいました。

そして、大学に入学してから今度は私が生徒に教えることを通して応援したいと思うようになり、その会社に応募し、研修を受け、自分が通っていた校舎で指導を始めました。

どんな環境で働いていましたか?

年齢層で言うと、若い方々が多い雰囲気でした(校舎ごとで差はありますが)。

更にその塾ではクラス制度のようなものもあり、各教科担当の先生同士の連携がかなり重要になっています。

なのでイメージは学校に近いもの、といえば想像しやすいのかもしれません。

そのため非常に忙しい雰囲気で、特に受験期はピリピリしていたのを覚えています。

HSS型HSPのお仕事経験談No.31:お仕事のメリット

どんなところがHSS型HSPに合っていましたか?

なんと言っても学問やその教科、更には指導法などを徹底的に突き詰めることにあると私は思っています。

というのも、何かを始めるとき私はとても考えます

その塾で働いていたときは、教える際にはどの知識が必要になるかな、黒板はどうすれば分かりやすいかなといった具合です。

そして思いついたらすぐに方法として試したいという気持ちが大きく出ますし、実際授業で試していました。

そのため1人でできる集団授業は、自分を試す絶好の機会だったのです。

そこで生徒の反応を見たり、うまく説明できなかったところを振り返ったりすることで、より自分の説明力や指導力を高めることもできます。

話は少し脱線しますが、その塾の指導方法や授業方法の点から、自分の大学の授業アンケートにも役立てることができます。

自分の視点を広げ、さらに応用をさせ、プレゼンに役立てたりそのことを自分の授業の参考にしたり、というようなこともできます。

なのでそういった点では、この気質は非常に良く作用しました。

もう1つこの気質があっていた点は、相手を考えることだと思っています。

塾では生徒と接する仕事柄、相手を考えての指導が不可欠になります。

私は授業を組み立てる際に、「どのようにしたら中学生に分かりやすく伝わるかな」「理解しやすくなるかな」と考えながら計画していました。

そしていつの間にか没頭していたんです。

その甲斐あってか、ある生徒には「先生のおかげで英語ができるようになった」と聞きました。

とてもうれしかったことを覚えています。

そのこともモチベーションとなり、さらに徹底的に深堀する、そしてその塾で働く意欲を掻き立てました。

なのでこれらのことから結論を出すとするならば、相手のことを思いつつ、自分自身も高められる、そして自分の好奇心と行動力を活かせる点ではないかと考えています。

好奇心と行動力はHSS型HSPの特徴ですよね。

私自身、その塾で何かを徹底的に深堀するのが楽しいと感じていました。

職場環境や人間関係についてはいかがでしたか?

人間関係では、相手がアサーティブだととても働きやすかったです。

その塾の校長先生が先生方や生徒の意見もしっかりと聞く先生で、私がミスしたときも、まずあのときどうすればよかったのかを私に聞いて、それから自分の意見を述べるなど、相手を思いやりながら仕事をする先生でした。

なのでその先生とはとても話しやすく、変に緊張せずにある程度リラックスできました。

校長先生の思いやりが、働きやすい環境を作っていたんですね。

HSS型HSPのお仕事経験談No.31:お仕事のデメリット

HSS型HSP、ひのさんに向いてないなと感じた点を教えてください。

辛くて向いていなかった点としては、自分が気を遣いすぎて、それが精神的な疲れにつながる、特に脳の疲労度が高くなりやすいことにありました。

職場では多くの仕事に追われます。

それゆえ自分の周りがたくさん仕事していると、自分も何かしなくちゃと気を張り、頭で様々なことをシミュレーションしていました。

これをしてもいいなかな、これをすると注意されるな、逆にこれをすると迷惑かな、などです。

様々なことを頭で考えるため、すぐに動くことができず仕事が遅くなってしまったり、結果的にみんなの足を引っ張っていました。

そして何より話を聞いているときに相手の感情が自分の中に入ってきてしまい、委縮してしまうことがかなりきつかったです。

自分が怒られているときもそうでしたし、他の先生が怒られているときも、声や表情から相手の感情や機嫌を考えることがかなり多かったです。

なので1日の仕事が終わったときは自分の神経が老朽化して、磨り減ったワイヤーのようになっていました。

夏休みや冬休み、春休みに特別講習のようなものがありますが、その講習中の長時間勤務も辛い仕事でした。

私の場合、朝10時ごろに授業が入り、小学生を指導し、午後は1つも授業がなく、夜に授業といった感じでした。

その間校舎から出ることは基本的に禁止されていました。

ずっと気を張りっぱなしで、切れそうなゴム紐状態です。

基本的に自宅で授業準備だったので、家でも緊張しっぱなしでした。

これ言ったらこうなる、でもこう伝えるとかえって分かりにくい、などです。

ゆえに深く考えること、相手や周りを考えることは諸刃の剣でした。

お仕事をお辞めになった理由は何ですか?

2019年の夏にロサンゼルスに語学研修行くことが1つ、もう1つは勤務環境が悪かったことです。

私は2019年の7月から翌月にかけて、同じ会社の違う校舎で勤務していたのですが、そこでは校長がいつも厳しく注意したり、生徒を叱ったりしていました。

基本的にほめることは少なかったです。

夏期講習へ向けたミーティングでは、その校長先生は「塾業界は基本的にブラックって言われますよね。でも俺は仕方ないと思っています」という言葉を発していました。

それからどう改善するかには触れなかったので、私はなんとなく嫌な予感がしていました。

あるミーティングで、その先生は校舎の先生方の指導の質が落ちたことを指摘していましたが、その原因を「俺にも悪いところがあるけど、他の先生方の意識が薄れている」と言い、責任を他の先生方に押し付けるようにしていました。

内心「確かに僕含めた先生の責任はある。でも、だからと言ってその発言はさすがにない」と思っていたほどです。

結果的に悪い予感は的中しました。

そういった関係で、私はその会社を辞めました。

HSS型HSPのお仕事経験談を聞いて感じたこと

塾はそこで働く先生方の雰囲気や仕事への姿勢が、働きやすさに直結している印象です。

最初にひのさんがお勤めになった校舎の校長先生と、次の校舎の先生の対比が明確でしたね。

一緒に働く人で同じ仕事でも違いは大きいことを学んだご経験談でした。

ひのさん、ご経験を語っていただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました