感覚が鋭くて繊細な気質を持つHSP(Highly Sensitive Person:ハイリー センシティブ パーソン)。
今の職業が自分に合っていないけど、なんとなく続けてしまっている人は多いのではないでしょうか。
私もその1人で、自分に合わない営業や接客で毎日疲れ切っている生活でした。
HSPでありながらも、どうしたら自分に向いている職業を見つけられるのか、悩んでばかり。
正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト…とずいぶん遠回りして、在宅フリーランスという働き方に落ち着きました。
もちろんどの経験も無駄にはなっていないし、学べたこともありますが「遠回りしすぎたな…」というのが正直な気持ちです。
この記事では
というHSPの人のために、HSPに向いている職業=適職に出会うためにしておいてほしいことをご紹介します。

HSPに向いている職業を考える前にしたいこと

今、HSPの才能を活かせていますか?
HSPの特性を思いっきり活かして働くには適職につくのが1番です。
ただ、仕事内容だけで職業を選んでしまうのはちょっと危険。
職業を選ぶとき、次のことを頭に置いてみてください。
HSPの人って、たくさん強みがあってもそれを自覚していないこと人が多くあります。
私もそうだったのですが、自己肯定感が低いせいなのか「あれも出来ない、これもできない…」って悪いところばかり見ていました。
自分では当たり前にできていることって、実は他の人から見たら長所で強みになります。
私の場合は
こうやってHSPの自分と向き合って、HSPの強みを活かして在宅フリーランスを選びました。
詳しい経緯はこちらです▼
会社の社風や環境を知る
HSPに向いている職業を探すとき、仕事内容はもちろん知っておく必要がありますが、自分が属する会社の社風や環境を知っておくことも重要です。
いくら仕事内容がHSPの自分に合っていても、在宅でない限り会社のオフィスで仕事をすることになります。
そこでの人間関係に馴染めなかったり、会社独自のルールが多い場合はせっかくの強みを発揮しにくくなってしまいます。
いくら仕事内容が合っていても選ばないほうがいいケースもあります。
私も英語や翻訳の仕事ができると思って入社した会社で、イライラしている上司のもとでビクビク働いていたことがありました。
誰かがミスをすると舌打ちをしていて、自分に向けられたものじゃなくても、その上司が舌打ちをするたびに心臓がバクバク。
翻訳自体は楽しかったのに、作業にもなかなか集中できずにいました。
オフィスの雰囲気も殺伐とした中、社員がそれぞれ作業をしていました。
しかも残業はして当たり前の雰囲気。
同僚が連日終電帰りや休日出勤をしていて感覚が麻痺していました。
いつの日かそのオフィスに入れなくなり、結局その会社は辞めることに。
「せっかく正社員として入ったのに…どうして我慢できなかったの…?」と自分を責め続けました。
今思うと、私は仕事内容だけしか考えてなくて、実際に働く場所の雰囲気や人間関係は頭になかったんです。
いくらその仕事が向いていて給料が良くても、会社に属する以上、社風やそこで働く人の雰囲気は知っておくべきと気づきました。
最近は転職をする人向けの口コミサイトがあり、実際にその会社に在籍していた人のリアルな口コミを知ることができます。
転職会議は会員登録すると無料で利用できます。

HSPに向いている職業に出会うための準備を始めよう


「今の仕事を辞めて、HSPの自分に向いている新しい職業を見つけよう!」
と思ったとき、まずしてほしいのが転職エージェントへの登録です。
転職エージェントは、専任担当者が転職をバックアップしてくれるサービスです。
転職に関する不安や悩みを解消して、あなたにとって最適な転職ができるように転職のプロがサポートしてくれます。
しかも転職のサポートはすべて無料。
経済的な不安や焦りから転職活動を妥協してしまっては元も子もありません。
転職期間が短すぎると、希望する条件じゃなくても「もういいか」と妥協してしまいがち。
それだとまたミスマッチな職業に就いてしまうことに…。
それを防ぐためにも、就業中に転職エージェントへ会員登録だけでもしておきましょう。
登録すると、自分の希望や条件に合った仕事があればメールで知らせてくれます。
これまで経験してきた分野や業種をヒアリングして転職先を選んでくれるので、安心して相談できます。
さらに転職エージェントは、あなたと企業の間に立ってあなたの代わりに企業に問い合わせてくれます。
例えば給料や残業、所属部署の雰囲気など聞きにくいことも確認できるので、心強いでしょう。
転職エージェントには各社で得意分野があります。
あなたとの相性もあるので、複数のエージェントに登録しておきましょう。
以下は無料で担当者に相談できる転職エージェントです。
HSPに向いている職業に必要な資格を取ろう


資格の習得もHSPに向いている職業に役立ちます。
企業で候補者の中から採用する人を選ぶとき、実戦力になる資格を持っている人が有利になるケースが多いからです。
転職するときに資格をアピールできるし、資格を持っていることで一度仕事を辞めても、次の仕事を見つけやすくなるので安心感も違います。
自分の興味がある分野、自分に向いている資格はどんなものがあるかを調べておくと、いざ挑戦しようと思ったときスムーズに進みます。
私の場合は、英語、カウンセラー、Webデザインを中心に資格やスキルを習得しています。
アルクの映像翻訳Web講座、JAOS留学カウンセラーの講座は在宅で学べます。





WebデザインはCodeCamp(コードキャンプ)というオンラインスクールでレッスンを受けています。





その他、資格で講座数が多いのは以下です▼
資料請求は無料。
自分に合った資格や講座を診断してくれるサービスもあるので、1度チェックしてみましょう。
HSPに向いている職業は職場環境や人間関係でも変わる


何度も転職を繰り返した私ですが、思い返すと職業ばかりにフォーカスしていたなと反省しています。
職場環境や人間関係に影響を受けやすいHSPにとって、仕事内容だけではなく、会社の雰囲気、文化を総合的に判断して選ばなければならないことに後になって気づきました。
私と同じような後悔はしてほしくない。
そう思ってこの記事を書きました。
今回お伝えしたことをヒントに、あなたにとっての適職に出会ってくれたら嬉しいです。