「翻訳家になりたい」と思っても、一体どうやってなればいいのか分からず翻訳家の夢を諦めている方も多いのではないでしょうか。
アメリカやイギリスには、将来翻訳家を志す人向けに翻訳科、翻訳コースといった専門的に翻訳を学べる学科がある大学も存在します。
世界的に人気の翻訳の仕事ですが、リモートワークや在宅勤務、フリーランスを希望する動きが見られる近年、日本でも翻訳家を目指す人が増えてきました。
日本には翻訳科がある大学はないので、多くの場合は文学部の英語学科や英文学科に入り、英語の知識を身に付けています。
私は英語とは全く関係ない社会学科にいましたが、「翻訳をしてみたい」という思いから仕事をしながら翻訳の勉強をし、今はフリーランスで翻訳を1つの仕事としています。
この記事では過去の私のように
と悩んでいる方へ、現役の翻訳家である私が経験談とともにお答えします。
翻訳家になるために翻訳学校や翻訳の講座は利用すべき?

翻訳学校や翻訳講座を利用すると、自分の英語力を客観的に確認できるチャンスが増えます。
自分では気付けなかった英語のクセや弱点を知ることができるので、独学よりも上達のスピードは速いです。
それでも「翻訳学校や翻訳講座を利用すれば、必ず翻訳家になれる」というわけではありません。
最終的に大切なのは自分の努力なので、学校や講座は翻訳家になるのをサポートしてくれるものと考えましょう。
個人的な経験ですが、わたしは翻訳学校や翻訳の通信講座を活用して、翻訳スキルが飛躍的に伸びました。
独学では時間がかかったと思うのですが、訳し方のコツやテクニックを学んだことで上達スピードも上がり、結果的に早く翻訳家としての活動を始めることができました。
翻訳家になるのは難しいと思っている方はアメリアを利用しよう

出典:アメリアのHP(https://www.amelia.ne.jp/userTop.do)
もちろん翻訳学校や翻訳講座で学習するのも良いですが、翻訳家になるには翻訳の仕事を紹介してくれるサービスを利用するのが1番の近道です。
そこで今回ご紹介するのはアメリアです。
翻訳者ネットワーク「アメリア」とは?
翻訳ネットワーク「アメリア」は翻訳業界で30年以上の歴史があり、翻訳家のサポートをしている翻訳専門コミュニティーの大手と呼ばれています。
など翻訳者のキャリア形成のための充実したサービスで定評があります。
翻訳という仕事が気になっている初心者から、10年以上翻訳家として活動しているプロまで、幅広い経歴、年齢の人が会員です。
特別な資格や経歴がなくても誰でも入会できるので、私も駆け出しの翻訳家のころお世話になりました。
そして今でも定期的にお仕事をもらっている会社の1つがアメリアです。
まず私はアメリアが主催する初心者でも参加できる翻訳コンペ、アメリア経由で紹介されているトライアルを受けまくりました。
他では紹介されていない案件を含め300件以上の翻訳の求人が掲載されており、その約30%は未経験でも応募可能な求人なので、初心者でも仕事を得られるチャンスを前にモチベーションも上がりました。
小さいながらも案件をもらい翻訳家としての仕事を始めることができたので、実績の浅い私にとってアメリアは救世主でした。
アメリアの入会に向いている人は?
翻訳ネットワーク「アメリア」の入会に向いているのはこんな人です。
翻訳家になりたい人がアメリアに入会すると得られるメリット

アメリアの会員になると、大きく分けて以下の6つのメリットがあります。
- 約300件の翻訳関連求人に応募可能
- アメリア独自のスキルアップ制度で、未経験でも仕事を得るチャンスがある
- 会員にのみ公開している情報誌・メルマガ・Webページで翻訳関連の最新情報が手に入る
- 仕事のためのカウンセリングがいつでも受けられる
- アメリア会員の翻訳仲間に悩み相談や質問ができる
- アメリア会員限定の特典を受けられる(翻訳支援ツールやTOEIC®の割引)
翻訳関連の求人サービスの充実、頻繁なトライアルの実施、実務経験なしの初心者でも仕事を得るためクライン会員制度を導入など、翻訳家のスキルアップとキャリアポートが充実しています。

アメリアは翻訳者として仕事をしたい会員と、翻訳者を探している企業を結びつける役割を果たしています。
利用した企業の満足度も高く、そのおかげで他にはない案件がアメリアに来るので、会員と企業がwin-winの環境が生まれます。
出典:アメリアのHP(https://www.amelia.ne.jp/user/about.jsp)
「クラウン会員」制度で未経験でも仕事のチャンスあり
クラウン会員という独自の制度があり、この資格を取得すると未経験でも仕事に結びつくチャンスが増えます。
以下のいずれか1つを満たせばクラウン会員の資格を取得できます。
- 定例トライアルでAAの評価を1回取る
- 定期トライアルの同分野で12ヶ月以内にA評価を2回取る
- 翻訳トライアスロンで96点以上を取る
- 翻訳の専門校フェロー・アカデミー対象講座の講師に推薦をもらう
実務経験が重視される翻訳業界は70〜80%が経験者向けの求人です。
翻訳の実力はあるのに実績がないだけで仕事がもらえない会員ために発足された制度で、私もこのクラウン会員になることで未経験でも仕事をもらえました。
もし1人で仕事を探していたら、いつまでも翻訳の仕事はできなかったかもしれません…。
アメリアの料金システムは?
アメリアの料金は以下の通りです。
入会金:5,500円+年会費:16,500円=合計:22,000円
※海外在住の場合、手数料として年3,300円が別途必要ですが初年度は無料。
免税の手続きも可能です。
翻訳家は難しいと思っている方でも探せばチャンスはあります

アメリアが発足してから約20年。
その間に、私を含め多くの初心者が仕事を得て翻訳家としてのキャリアをスタートさせています。
料金については正直「ちょっと高いな」と最初は思いましたが、メリットで挙げたスキルアップ制度、翻訳支援ツールの割引購入、TOEIC®を割引料金で受験、など入会金や年会費がかかっても、すぐ元が取れるサービスの手厚さです。
さらにアメリアで掲載されている案件から仕事を受注できることを考えれば、翻訳学校に通ったり翻訳講座を受けたりするのと比べて、コストパフォーマンスが高いと感じるのではないでしょうか。
経験から言えるのは、買える情報は買ったほうがいいということです。